【邦画2014年】「0.5ミリ」主演 安藤サクラ Amazonプライム配信
「0.5ミリ」をAmazonプライムビデオで視聴する↓↓
基本情報
•タイトル: 0.5ミリ
•公開年: 2014年
•監督・脚本: 安藤桃子
•原作: 安藤桃子の小説『0.5ミリ』
•主演: 安藤サクラ
•ジャンル: ドラマ
•上映時間: 196分
•製作国: 日本
あらすじ(ネタバレなし)
主人公の山岸サワは、ある事情でヘルパーの仕事を失った後も、世話が必要な高齢者たちとの奇妙で心温まる交流を続けていく。彼女は特定の家や施設に所属せず、行き場のない高齢者たちと出会い、時には強引に、時には寄り添う形で一緒に過ごすことになる。サワと高齢者たちの触れ合いを通じて、人生の孤独や希望が描かれる。
主なキャスト
•安藤サクラ: 山岸サワ役
•柄本明: 高橋義男役
•坂田利夫: 久保惣一役
•草笛光子: 佐伯慶子役
•津川雅彦: 佐々木弓男役
見どころ
「安藤サクラ」という女優を全力で堪能できる3時間。
3時間はとにかく、長い。
映画の平均的な上映時間が120分程度なので、
「今夜は映画が見れそうだ。」と、寝る前に視聴を始めると寝る予定時間を大幅にオーバーすること間違いなしなのでご注意。
しかし、本編通して起承転結が緩やかで登場する爺さんごとにストーリーに切れ目があるので中断して見直しても歯切れの悪さは感じないので気軽に見始めてほしい。
ただ、安藤サクラの目線、体の動き、表情の変化に吸い込まれるように没入していき時間の流れを忘れるシーンが散りばめられている。
没入するあまり、人間そのもののグロテスクさが這う感覚にも襲われるがこれを体感できる映画は少ないので是非感じて欲しい。
生命に最も近い存在は老人と子ども。生と死のどちらの存在もうっすらと漂い続け、時に気味の悪さを鮮烈に放ちながら訴えかけてくる作品。
安藤サクラ演じる「サワ」には人生の背景が全くなく、生と死の世界を繋ぐような人間臭さが不気味であり、美しい。
人と人との距離、特に社会的に疎外されがちな高齢者と若い世代の関係を描いています。孤独や老いの問題をテーマが描かれた作品です。
受賞歴
•第39回 報知映画賞: 主演女優賞(安藤サクラ)
•第88回 キネマ旬報ベスト・テン: 日本映画ベスト・テン 第2位、主演女優賞(安藤サクラ)
監督・脚本について
監督の安藤桃子は、原作小説も手掛けており、脚本・監督も自ら担当しています。家族とのつながりや、高齢者との関わりを描いた深い人間ドラマで、監督の個人的なテーマへの強い思いが反映されています。
視聴方法
Amazonプライムにて配信中
(2024.9.12現在)